英語はスポーツと同じで基礎体力と基礎トレーニングが大事です!お金をかけなくても大丈夫!大人になってからも役立つ英語の土台作りを、小学生のうちから始める方法をお教えします!
前回からだいぶ時間が経ってしまいごめんなさい。小学生のための英語学習法の続きです。
第一回はこちら→小学生の英語学習①―目的編「何のために習うのか」
第二回はこちら→小学生の英語学習②―方法編「どのように習うか」その1
中学受験との兼ね合い
第三回の今回は、小学校中学年~高学年のための英語学習法です。こちらは中学受験をしないお子さんにお勧めします。中学受験をする場合は、受験勉強が始まる前、小学校低学年のうちに第二回で紹介した方法で英語を学び、受験の間は英語学習をお休みすることになりますが、私立中学などは英語の授業が充実しているので大丈夫かなと思います。でももし、中学受験をして入った学校の英語のレベルが高過ぎてついていけない、などの悩みをお持ちのお子さんがいたら、これから紹介する方法は中学生にとっても効果的なので、是非試してみてください!
リビングなどの環境づくり
小学生でアメリカに引っ越した当初、私は英語の本が読めなかったので、図書の時間は毎回、ひたすらお気に入りの「ランプルスティルスキン」の絵本を朗読カセットを聴きながら眺めていました。親になってから、先回りして子供には難しすぎる本を与えたり、量もたくさん与えすぎたりして気づいたことは、子供が気に入るような本を一冊だけ、リビングなど子供がいつでも手に取れるところに置いておく方が、自分から繰り返し読むようになってくれるということです。自宅学習には環境づくりも大切です。
英語の本の選び方
外国の絵本は色や絵が美しく、見ているだけで楽しくなりますよね。でも、実は絵本の文は韻を踏むことや、読み聞かせのときに楽しい響きになるような単語を中心に選ばれていて、出てくる英単語は難しいものや日常会話で使わないものが多く、選ぶ際に注意が必要です。どれを選んだらいいか分からないという方にお勧めするのは、Dr. Seussが書いた絵本です。私も私の子供たちも、アメリカ在住時は小学校や自宅で彼の本をよく読みました。この本などは朗読CD付きで値段もそれほど高くないです。https://www.amazon.co.jp/dp/037583494X/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_3?pf_rd_p=187205609&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=0807218731&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=ZD5F3D7J64G2X1PVY1GS
アメリカの小学校で必ず学ぶsight wordsとは?
sight wordsとは、覚えなくてはいけない、最重要頻出単語のことです。学年ごとに単語リストがあります。私の子供はアメリカの小学校で徹底的にsight words(popcorn wordsと呼ばれていました)を教えられました。sight wordsを1つ洋服につけて登校したり、家庭でも、絵本をsight wordsを指さしながら読み聞かせるように言われました。さきほどのDr. Seussの絵本には、彼の造語も出てきますが、sight wordsが一冊あたり80%前後占めているので、英語の基礎作りには最適です。sight wordsのリストは何種類もあるようですが、一番一般的なのはDolchのものです。以下のサイトで学年ごとのリストがpdfで入手でき(Dolch Word Listsと書かれているものです)、他にもフラッシュカードなどがダウンロードできますので、ご家庭でママやパパが教えることができます。http://www.sightwords.com/sight-words/dolch/
朗読CDを絵本を見ながら聴く→絵本の読み聞かせをしながら、sight wordsの意味と発音を確認→sight wordsのリストを一緒に読む
このような学び方を親子で一緒にやってもいいですね。
と、長くなってしまったので、続きは次回に!親が英語を教える難しさについても触れたいと思います!
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