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接客英語は都内限定の対面式英会話レッスンなので、今日はレッスンを受講できない地方にお住まいの方のために、英会話講師の選び方をお教えします。

 

まず、絶対に避けてほしい英会話サービスは、レッスン料やセミナー受講料が非常に高額なもの(1時間1万円から5万円くらい)です。対面より安いはずのスカイプレッスンでこれくらい取るところもあるので、本当にびっくりします。このような会社のホームページなどを見ていると、たいてい派手で、ついでに講師の外見も派手です。講師のブログにスタイリストを雇っているようなことが書いてあったら要注意です(笑) また、お客様の声やメルマガやセミナーの宣伝ばかり載っていて、英語のワンポイントレッスンや勉強法について何も書かれていなければ、少し疑ってみた方がいいかもしれません。講師のブログにワンポイント英語が載っている場合もありますが、私から見ると間違っていたり、実践的でない難し過ぎるものであったり(講師がその日に自分で学んだものかもしれません)する場合も多いです。電話の取り方やメールの書き方など、本で得られるような初歩的な知識だけのセミナーなのに何万円もするものもあり、疑問です。

 

他に避けてほしいのは、英語を学べばやりたい仕事につける!とか、幸せになれる!とか、女性としてキラキラ輝ける!などの謳い文句を付けている講師です。英語は英語でしかなく、それ以上でもそれ以下でもありません。TOEICの点数を上げれば希望の職やポジションに就けるというのなら分かります。でも、夢物語のようなことを書いている講師は恐らく英語力が低く、英語の先生としてだけでは勝負できないので、付随するサービスとして余計なものを付けて売ろうとしているのだと思います。

 

30歳まで全く英語ができなかったけれど、猛勉強してTOEIC 900点になりました。というようなことを売りにする講師も非常に多いです。レッスン料が低価格であれば、勉強法を教えてもらうのに利用するのもありだと思います。しかし、英検1級やTOEIC満点であってもまともな英語がしゃべれなかったりするので、英会話を教えてもらうのは避けた方が無難です。そのような講師だと、英会話レッスンなのに英語塾のようなドリルをやらされて、これだったら自分1人で勉強できるのに・・・となってしまう可能性があります。

 

もう一つ避けたいのは、ビジネス英語に多いのですが、こういう英語はだめだ、英語はこうでなくてはだめだ、と高圧的な感じで教えるスタイルの講師です。海外畑で活躍したり本を多数出版している経歴を前面に出したりしています。この手がやっかいなのは、思い込みが激しいことです。英語は地域やシーンにより使われ方が異なり、絶対的に正しい英語など存在しないのです。高尚であるかのように見せている彼らの英語を聞いたり読んだりすると、法廷でしか使われないような特殊な英語を使っていたりして、本気ですか?と思わずツッコミを入れたくなります。

 

では、どのようにして良い講師を見つければよいでしょうか。レッスン動画を公開していれば判断材料になりますね。イエーイとかオーライとか、ノリだけでしゃべっていて、実は本当の英会話できないでしょ、という講師や、発音が明らかに悪い講師などは、英語がそれほどできない方でも見分けられると思います。後は様々なスクールの体験レッスンを受けたり、講師を多数抱えているスクールで、無料で何度でも代えてよい場合は、良い講師に巡り合うまで担当講師を代えてもらう方法も良いと思います。講師と生徒の相性もありますから。

 

私のところにくる生徒さんを見ていると、仕事でどうしても必要となり英語を習いに来る方が多いです。忙しい中時間を作ってレッスンを受け、一生懸命働いたお金で英語を習っています。そのような大人の方々が少しでも賢い選択ができるようにという思いで、今日はかなり辛口なことを書いてしまいましたが、何かのお役に立てたらうれしいです。